まだ決まってない

やっと笑うのをやめた二人を私は睨んだ。

「ほら、そうゆー顔しないで」

「どんな顔をしても美奈は可愛いから羨ましいよね~」

「ちょ、萌!何言ってるの?!」

わたしきっと赤面してるな、今。

ブーブブブーーー

「「「・・・・・・!!!」」」

ゆーっくり校門をくぐっていたら後ろからバイクのおとがした。

私は入学当時と比べたら、ギャルや普通の不良ブッテル人たちになれてきた・・・と思う。
< 3 / 5 >

この作品をシェア

pagetop