イケメンエースは私のヒーロー
先生に連れられて行ったのは、2-Aの教室だった。
亮輔が同じクラスだったらいいなぁ

ホームルームに遅刻してしまったため、急遽1時間目の時間を使ってすることになった、転校生紹介

先生の微妙に長ったらしい説明がおわり名前を呼ばれて入る

―――ガラガラ

クラスの人数はざっと30人くらい
前の学校の全校くらいの人数だ
4クラスあると言っていたから、学年では120人くらいいるのかな

そんなことをボーッと考えていた私
すると・・・・・

「玲衣」

亮輔の声が聞こえた
同じクラスでよかった・・・・・

窓から2列目の一番後ろそこが亮輔の席

「なんだ、おまえら知り合いだったのか」
「まぁ、微妙にっすかね」
「相変わらずに雑なお返事ありがとー」
「先生、棒読みすぎでーす」

アハハハハ

このクラスは賑やかなクラスのようだ

「彼女は、西中学校から転校してきた夏川玲衣さんだ。前の学校は人数が少なかったら大勢の人に慣れてないそうだ。人酔いさせるんじゃないぞ」
「はーい」
「・・・・・ということで授業を始めるぞー」
「あーい」
「なんか、挨拶のテンションが落ちたぞ。もっと上げろ」

この先生、おもしろい
この学校なら楽しくやっていけるかも
< 3 / 11 >

この作品をシェア

pagetop