友達以上になれなくて
「あ、こんばんは」
「こんばんは」
彼女は携帯を握りしめて俺を見ていた
俺は彼女の隣に座る
「…素っ気ないの嫌?」
「ううん…好き」
彼女は俺をじっと見つめた
友達
いつしかそんなの意味を無くしていた
お互い存在を確かめるように唇を重ね
お互いを求めあった
「…友達以上になりたかった」
「私…も」
お互いの甘い吐息が川に映る三日月の影を揺らした
「ふぅ…んン」
彼女から漏れる甘い囁き
俺の理性がぶっ飛んだ
彼女の服に手を滑りこませてブラのホックに手をかけた