チョコレートの魔法 xxx
出会った頃 … xxx
ーーー 寒い寒い冬の夜 。
私は手を擦り合わせて 、 寒さを凌いでいた 。
「 竜也先輩遅いなあ .. 」
そう呟くと 、 後ろから ふいに 抱き締められた 。
「 ふぇ 、 ん .. ちょ 誰ですか っ ! 」
咄嗟に抵抗する私に 耳元で
「 お待たせ 。 」
と 低い声が聞こえた 。
「 たっ .. 竜也先輩 ?! 」
私は吃驚して 、 ただただ動けずに 抱き締められて居た 。
しかし 、 ここは 冬のイベントで盛り上がっている 街の駅の前 。
「 先輩 .. 恥ずかしいですよ // 」
顔をきゅうっと赤らめた私に
「 可愛いな 。 」 と 言って
後ろから抱き締めたまま 頬に手を当てられ 無理矢理 口付けを交わされた 。