チョコレートの魔法 xxx
「 ちょ … っ んん // 」
いきなりの事で 戸惑う私に先輩は
「 こんな寒い日に待たせてごめんな 。 俺 、 由希の事が好きだ 。 」
と 、 ありきたりな言葉を 告げた 。
ありきたりな言葉でも 、 嬉しかった 。
嬉しくて嬉しくて 涙が溢れた 。
そんな 私を見て先輩は 、また ぎゅっと抱き締めてくれて 私の涙を ぺろっと舐め取ってくれた 。
「 泣き虫 だなあ 」
感動で涙を流す私に先輩はクスクス笑ってそう述べた 。
ーーー それが 私達のきっかけ 。