チョコレートの魔法 xxx





何度もキスを交わし やっと 離され 見詰められた 。



ふいに 私は頬が赤くなり 顔を背けた 。


「 ごめんな 、 今日1年記念日だよな 。 勿論覚えてるよ 。 本当はサプライズにしたかったから .. 」


と呟いた 先輩は 、 私にペアのリングを 付けてくれた 。


「 え .. 」


と 吃驚した顔を浮かべて
ただただ涙を流す私に先輩は また


「 泣き虫 」

と 、 クスクス笑って言った 。




そして 私の涙にキスをした 。



ーーー 大好き …



心から思った 。




でも 、 そんな幸せな日常も すぐに 壊れていった 。




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