先生の甘い唇【短編】
コンコン――


「先生ぇ??」



「おぉ、大竹か。どうした??」


「どうしたって、終わりましたよ。これ」


あたしは手に持っていた印刷物を振って見せた。




「すまん、すまん」


先生は申し訳なさそうな顔をして、印刷物を受け取った。
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