先生の甘い唇【短編】
先生は管理室へと入っていく。


あたしもそのあとを、さりげなく入っていく。


「先生、先生って彼女とかいるんですか??」



「なんだ急に。さてはお前、俺に惚れたな」


冗談で言う先生。

でもあたしの顔は冗談じゃなかった。
真っ赤になっていた。


先生はそれに気付いてないのか、話を続ける。




「もちろん、彼女いるぞ」

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