タイムマシン@七月七日
掲示板の内容だ。
(馬鹿馬鹿しい…、ガキかってんの…)
とは考えつつも彼は思い立ったように走り出していた。
ガキの内容。されどガキの内容。
それはタイムマシンに乗りたかった訳ではない。
ここまで、引きずる自分に多少の嫌気が差したが、気にはしなかった。いや多少したが。
(時を変えれば…)
彼女は生き返るかもしれない、と。
指定された部屋へと、馬鹿にする心と反比例に大きくドアを開いた。
…ーそして今に至るのだ。