Second Light
最強伝説の男
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「………ん……」
目を開ければ、何もないコンクリート部屋に転がされていた。
あれから、何時間経った?
まさかクロロホルムで気絶させられるなんて……
普通に殴って気絶させるのかと思ったから油断していた。
クロロホルムなんて一体どこから手にいれたんだ?
周りを見回しても、見えるのは剥き出しのコンクリートの壁と……錆びた鉄のドアだけ。
窓もないから、空気の通りも悪いようだ。
私を尾行してたやつの正体は、なんだったんだ?
「………誰かくるな。」
ドアの向こうから気配が近づいて来るのがわかる。
足音からして、男3人。
距離、約50M。