Second Light
相馬は私の手をつかんだ。
「お前、人を殺すつもりなのか?」
相馬は、私の目をみつめ真剣に問う。
「殺すわよ。」
「っ!!」
一瞬のためらいもなく、そう答えた私から相馬の手は離れた。
「………悪いけど、私たちの世界は甘くない。」
そう言い残して、私は走った。
だから、言ったでしょ?
私には関わらない方がいい、と。
たとえ、一度は私を受け入れようとしても……これを目の当たりにしたら、
相馬も離れて行くのだろう。
「さようなら………。」
タイムアウト。
お別れだよ。