Second Light
『ケイが巻き込まれる。珍しい話だな?
人間に関わろうとしないお前が……いや、よそう。
わかった。許可する。』
「ありがとうございます。失礼しました。」
珍しい、か。
確かに、巻き込まれるなんて……
もう一度、携帯を持ち上げる。
今度はさっきと違う奴に連絡をした。
『……パス』
「K0014」
『ケイさんですか?』
「処理班、○○市の△ビルの裏。
男の回収頼む。
あと、これから松永組を潰す。本拠地に乗り込むから後始末を頼む。
清掃係への通達も頼んだ。」
『えっ?!急っすね。了解っす!』
このまま乗り込むわけにもいかないし、とりあえず、この服の処理と……
一回、相馬の所に戻らなきゃな。