Second Light
電話の相手は、Coffin of Deathの死体処理班。
さすがに、死体を放置しておくわけにはいかない。
「帰るか。」
いつもの暗殺服ーー黒一色の服を見て、目立つところに返り血を浴びていないことを確認する。
そして、後ろに背負ったギターケースに日本刀をしまう。
別に日本刀が好きなわけではない。
その証拠に、ギターケースの中には、他にも拳銃や手榴弾、様々なグレネードが揃っている。
ようは、暗殺さえ出来ればなんでもいいのだ。
指定された一定期間に対象人物をこの世から消せばいいだけ。
なぜ、私がこんなことをしているのかは……まあいろいろ訳ありなんだけど。