Second Light
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《潤side》
「ーーなんとかなりそうか?」
横には、もうすっかり寝ているみくる。
その寝顔が……可愛い。
みくるの一つ一つの動作が愛おしく、可愛いく見えてしまう。
思ったよりも、俺はこいつに惚れているらしい。
その頭を撫でながら、電話の相手に頼み込む。
「自惚れている訳じゃねぇが、俺の実力なら……いけると思っている。」
『だけど、それは……!』
電話の相手は、かなり反対らしいが……ここは譲れねぇ。
俺が好きなこいつのためにも。
「覚悟はできてるよ。お前にもこれ以上迷惑はかけねぇ。」