Second Light
「………一体どういうやつなの…」
『さあな………っっちょっとま?!』
ん?
なにかあっち側で起きているみたい。
『よ〜ケイ?元気にしてるか?』
「……ライオンか。」
『そーそー。聞いた?また幹部昇格あるらしいじゃん?』
うるさいやつが来た。
今日は仕事もないし、もう寝たかったのだけど。
「聞いたよ、今。」
『んだよ。つまんねー。ていうか、どうせ今回もすぐにいなくなるんだろ?
面倒くさいな。』
誰でも思ってること。
どうせ、幹部準備とかの雑用はこっちでやらなきゃいけないんだし、
憂鬱すぎる。