Second Light
『ま、今回はあのエセ野郎も来るみたいだし?俺はやらねぇけどな。』
エセ野郎……?
蜂のことか。
「そう。」
ライオンがサボってもサボらなくても、あんまり効率は変わらない。
やった作業の半分は失敗するから。
それを片付けるのは私たちになる。
結局、時間的には変わらないから、むしろやらないでくれると、ありがたいのだ。
「じゃあ、明後日ね。」
『おー。』
切れた電話を耳から離す。
既に空は暗い。
ーーー夜に寝るなんて……。
今でも少し違和感がある。
今日は、珍しく仕事がないからだけど、明日の仕事内容はハードだった。
体力回復に努めよう。
わたしは、ベッドへと足を運んだ。
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