Second Light
「親父の仕業だと……?!」
「ええ。そうよあの男の仕掛けで、私はこっちの世界にいるの。」
まさか、愛の失踪に俺の親父が関わっているなんて………
「元はと言えば、潤が拒否していたせいでしょ?
潤は、こっちの世界の素質があるんだから。」
「買いかぶりすぎだ。」
確かに、親父は俺にそんなことを言っていた。
一番近い、闇の人間といえば、翔太よりも親父だ。
だけど、俺は親父と関わる気はねぇ。
だから、親父の闇の権力を使おうなんて、絶対にしたくはねぇんだ。
そして、翔太に頼った。
親父は元から視界に入ってねぇ。