Second Light
「潤、ここは!あんたが来る場所じゃない!」
「そんなことわかってる!でもこれは必要なんだ!」
更にヒートアップする、俺たちの会話。
これを胡桃に聞かれていたなんて……俺たちは気付けなかった。
自分たちに夢中になっていたせいで。
「私はあんたが心配だって言ってるのよ!!」
「余計なお節介だ!俺は何があっても、ここにいなきゃならねぇ理由があるんだよ!!」
例え、真相と胡桃への愛情で板挟みになろうと……
俺はここにいたい。
「バカ潤!私はあなたが好きなのよ!
もうあんなこと起きて欲しくない!」
「わかってる……けど、どうしてもここに居なくちゃいけねぇんだよ。
わかってくれよ……あい!!」