Second Light
あいを自分から抱きしめている潤。
あれを見間違うはずがない。
あの角度で、勘違いのはずがない。
「全部じゃねぇだろ……!!」
なんで潤の方が悔しそうなの?
なんで潤の方が泣きそうなの?
「なんでわかんねぇんだよ!俺が好きなのはお前だけだ!!」
その野獣のような瞳に、囚われた私は……逃げられない獲物。
「ーーーんっ?!」
目の前にはその獣の瞳と、綺麗な潤のどアップ。
入れられた舌が、逃がすかと言っているように、私の舌と執拗に絡まる。
「………ぁ、……ふぁ…!」
その荒々しさで、呼吸さえも上手くできない。