Second Light
「…………」
潤は決して目を閉じようとしなかった。
だから……最初にその目から逃げて、目を閉じたのは私。
「ふぅ………んーー……」
こんな声、恥ずかしい。
でも離して欲しくない。
「まだ何か考えてんのかよ……」
「ふぁっ………んっ!!……や、ぁ……」
一瞬潤から離れたと思ったら、潤は再び唇を塞ぐ。
もう何がなんだかわからない。
ただ、必死に潤に縋り付き、潤は私を抱きしめ……
「じゅ……ん……!」
攻撃的なキスに翻弄されて……
「胡桃………」
ーーーーー意識がなくなった。