Second Light
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「そんな………彼が、SS候補?!」
だから、あれ以来私が狙われることがなくなったのか。
もちろん、用意に時間がかかるのも理由の一つだけど。
大掛かりな作戦には、当然、多くの金と時間と人材が必要になる。
当然、そう安安と起こせる騒動ではない。
「………胡桃、教えてくれ。
“あの日”、胡桃に何があったんだ?」
潤の知る情報からだと、潤はどうやら当時の私を知らないらしい。
私の知らない情報を知ってはいたが、私に比べると事件が見えていないようだ。
「今は、潤には話せない。」