Second Light
「君は初めて会うよな?」
「はい。初めまして。2ヶ月前に昇格したJと申します。」
潤は、丁寧にお辞儀をした。
潤もわかっているだろう。
この男が、どれほどの力を持っているのか。
「2ヶ月か………幹部にいて2ヶ月もつとはな。」
「もう一枠も埋まってるぜ。」
ライオンは、不機嫌にりゅうを見ながら言った。
「それは驚きだな。俺がいないここ何ヶ月で、強いやつが現れたのか。」
りゅうは、口角をあげると、潤に近寄った。
「君がJか。ここにくる間に噂は聞いたよ。サングラスは外さないのかい?」
「すいません。しかし、顔は隠さなくてはいけないので……」