Second Light
「胡桃…………!」
私の姿を見て、呆気にっとられている潤。
どうやら私の格好に驚きを隠せないみたいだけど……
やっぱり急にオシャレするなんて、変だったかな?
思い返しても、今までまともにオシャレなんて、ほとんどない。
「潤……?やっぱり似合わないかな……いつもの方がいい?」
さすがの私でも、こんな羞恥は耐えられない。
「リビングに先に入ってて……。着替えてくるね。」
私は着替えのために、Uターンをする。
その時だった。
「胡桃、今日はちょっと、覚悟しろよ?」
潤の声が聞こえるが早いか、私は腕を引っ張られて、潤に抱きしめられた。