Second Light
「胡桃がまじで大好きで……会った最初からきっと、好きだったんだろうけど、今はもっと好きで……」
潤の甘い声は、私の聴覚を優しく刺激して、温かな恥ずかしさが現れる。
「優しく大切に守ってやりてぇのに……どしてだろぉな?たまに、俺だけしか見えないように壊してしまいたくなるんだ。」
潤のこんな戸惑った姿、もしかしたら、初めてかもしれない。
裏に関わったときの戸惑いとかとは違う、別の戸惑い。
可愛い、なんて思ってしまう。
「胡桃が、必死に生きてるから、俺はずっとそばにいてぇ。
でも、胡桃を壊そうとする自分が怖ぇ。」
潤がこんなに戸惑うなんて………もしかして、私は潤の初恋?
ねぇ、自惚れてもいい??
「俺さ、こんなに好きな女が出来たのは生まれて初めてだ。」