Second Light
「胡桃………」
潤の顔が近づいてくる。
私はゆっくりと目を閉じた。
「好きだ。」
その言葉と共に、奪われた唇。
優しく入ってくる舌も、ゆっくりと味わうように重なる唇も、
いつもと違う。
だけど、これが潤だとわかるから……私も更に求めてしまうんだ。
「潤……好き…!………だい、好き!」
「知ってる。」
愛おしい。
こんな甘い愛をくれるから、私はあなたに溺れてしまうんだ。
潤は、私からゆっくりと離れる。
「……はぁ……、ん…」
「胡桃……」