Second Light
「…………」
目を開ければ、カーテンから漏れる日の光が眩しく感じた。
どうやら、まだ昼らしい。
ここ最近、仕事ばかりだったし、久しぶりによく寝ていたようだ。
そんなスッキリする頭に満足していたが……
………なにかおかしい。
違和感が残る。
あ……そうだ。今日は朝から胡桃といて……
手を動かすが、胡桃の体の温もりを得られない。
「くる、み………?胡桃?!」
慌てて起き上がり、そのままリビングまで走っていく。
「胡桃!」
「潤?起きた?今、お昼ご飯作ってるよ。」
いた。