Second Light
「そんなことより、胡桃が昼飯作ってくれるのか?!」
「え、あ…うん。そうだけど。」
胡桃の手元を見下ろせば、オムライスが出来ていた。
これ、胡桃が作ったのか?
見た目はかなり綺麗だ。
「潤は卵大丈夫だったよね?
一応、今ある材料で作ったから、オムライスくらいしかできなかったけど。」
胡桃の手作り……
そういえば初めてだ。
「…………美味そう……」
「潤の口にあえばいいんだけど……」
「いや、不味くても絶対に全部食う。」
俺は、感動のあまり、胡桃を抱きしめた。
「胡桃、まじで好き。」
本当に、可愛い。
胡桃も嬉しそうに笑うから、俺はすげぇ幸せだ。