Second Light
★10
唐突の異変と人物
《潤side》
「なんか……最近変だよな?」
「そりゃ変だろうよ。潤が、な。」
いつもと変わらず、俺は慎と屋上にいた。
ーーー胡桃を連れて。
「俺の前でイチャつくな。鬱陶しい。」
「いや、胡桃が可愛いのがいけねぇ。」
「潤、私の本名……」
屋上の床の上で胡座をかく俺の上に、胡桃を乗せている。
この体制がなんとも可愛い。
「慎には、これからも色々と世話になるし、いいか?」
「うん……潤が信じてるなら、私も信じるから………」
最近、胡桃は変わった。