Second Light
「まあ、胡桃の話を聞いたんなら、もう関わっちまってるしな。
どっちにしろ引き返せねぇ。」
りゅうはそう言って認める。
「慎は自分のしたいようにすればいい。」
潤だって心配なくせに……仲間が近くにいて欲しいんだね?
「私も、人手が多い方がいいから、大丈夫。」
「よし、それじゃあよく聞け。」
私の了解と同時に、りゅうは再び口を開いた。
「ここ最近、裏ででけぇ作戦が始まろうとしている。」
でかい……作戦?
「俺たちCD幹部には100%知らされねぇだろう。」
いまいち意図がつかめない。
大きな作戦にも関わらず、最強組織の中の最強の手を借りない?
そんなこと……