Second Light
「胡桃、平気だ。俺は死なねぇよ。」
そんなこと、わかっている。
海斗と潤は違う。
潤は、この世界でも既にプロだ。
それでも………可能性が0な訳じゃないんだ。
「今の所、情報が少なすぎて、どうなるかわからねぇ。
ただ、前の失敗があるから、相手の人数も増えるだろぉからな。」
「どうするのよ?!
りゅう!なんとかしてよ!!」
私の叫び声に、慎は驚いたように目を見開く。
潤は、隙間なく私を抱きしめる。
「落ち着け、胡桃。
今回は、俺らも全力を出す。」
りゅうは不適に笑うと、なにか合図を出した。