Second Light
「まあ、あの蜂って奴には近寄りたくないけど、なんだかんだ、あの2人も協力してくれるみたいよ♪」
あの2人って………!!
私は慌ててあいを見つめる。
「ライオンとトラも?!」
「ええ。今日は仕事で来れていないけど、事情を話したら手伝ってくれるって。」
あいの言葉が到底信じられない。
だって、あの2人。
他人のことには誰よりも冷めてるのに……
「2人とも、2人なりに胡桃を大切にしてるの。
胡桃が気付いてないだけよ。」
そっか………
私が気づかないだけで、こんなにも多くの人に支えられてたんだ……