Second Light
「ひっく……!うぁぁあん……!!」
「よしよし……」
感極まって泣き叫ぶ私。
ポンポンと、潤が背中を叩いてくれる。
あの時とは違う。
今ならわかるよ。
私は、すごく幸せなんだって。
「みんな……ありがとう。」
「お前は海斗の分まで生きなきゃいけねぇしな。」
りゅうも、あいも、慎も………
そして、潤も。
みんなが笑顔で私を助けようとしてくれる。
「いいか。俺が掴んだ情報が正しければ、丁度一週間後にその作戦が始まる。」
一週間後……早い。
「多分、それのせいで難易度の高い依頼が少ないのね。」
「そぉいうことだ。」