Second Light
『あいつらは…?!』
無線からは、潤の声が聞こえた。
『J、知ってるのか?』
『はい。仕事先でたまたま見た奴らです。確か、“P-s” って名乗った3人組です。』
聞いたことはないが、潤の簡単な話によれば……“非合法な探偵” と名乗ったそうだ。
『非合法な探偵ってなによ?』
『俺、興味ねー。殺っちゃっていい?』
『勝手に動くなライオン!』
上から、あい、ライオン、トラだ。
少し、やかましい。
『しばらくは様子見だ。
何をしようとしているかわからねぇ。
ケイは辺りに警戒しながら、その場に待機。』
「了解」