Second Light



「えっと、俺らは何をしに来たんだっけ?……あ、そうだそうだ。キン!」



赤髪は、キンという金髪の男が乗ってきたバイクの後ろに乗っている、拡声器をいじる。




「これで良し。じゃあ、いくぜ。
Redの皆さ〜ん!」



そして、あろうことか……拡声器で呼び掛けを始めた。




「こちら、キンこと、お前らの黒幕、Goldから話がある!」



そこまで言うと、赤髪は金髪に拡声器を渡す。



この行動から推測すると、Redの黒幕があの金髪ということか?



どうも状況が見えてこない。




「Redの諸君。Gold、もといキンだ。
知っての通り、今まで無能なお前らを裏で操っていたのは俺だ。」



………ビンゴ。



< 421 / 577 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop