Second Light
「えっと、俺らは何をしに来たんだっけ?……あ、そうだそうだ。キン!」
赤髪は、キンという金髪の男が乗ってきたバイクの後ろに乗っている、拡声器をいじる。
「これで良し。じゃあ、いくぜ。
Redの皆さ〜ん!」
そして、あろうことか……拡声器で呼び掛けを始めた。
「こちら、キンこと、お前らの黒幕、Goldから話がある!」
そこまで言うと、赤髪は金髪に拡声器を渡す。
この行動から推測すると、Redの黒幕があの金髪ということか?
どうも状況が見えてこない。
「Redの諸君。Gold、もといキンだ。
知っての通り、今まで無能なお前らを裏で操っていたのは俺だ。」
………ビンゴ。