Second Light
集合場所は、ここから数キロ離れた、コンビニの裏だ。
意外性を求めて、そこにしたらしい。
最悪、マンホールでも使って、下水道から行ける場所でもある。
「いいか、胡桃。
絶対ぇに、俺のそばから離れるなよ。
半径10M以内にはいろよ。」
「うん。」
胡桃が頷くのを見ると、俺たちは物陰から飛び出す。
ヒュッ
ドーーーーンッ
爆発音を聞きながら、俺たちは走り続け、次のターゲットを決める。
最初は相手の人数が多いから、手榴弾で数を減らしていく。
他の奴らも同じことを考えているようで、色んな所から、手榴弾を含めたグレネードの光と煙があがる。