Second Light
「なにか別の団体に罪をなすりつけるとか……。」
「どぉなんだろぉな。」
ったく。
この計画の全貌が見えてこねぇ。
「とりあえず、スイッチは切っとく?」
「そぉだな。」
起爆スイッチの中を開けると、………これは複雑すぎるな。
俺はもちろん、胡桃もよくわからねぇだろ。
「りゅう、聞こえる?」
『ああ。どうした?』
「ここら辺一帯に、大量の爆弾が仕掛けてあるみたい。その起爆スイッチを見つけたけど、解体できそうにない」
『了解。とりあえず、持ち歩いておけ。
後で合流した時に渡してくれ。』
「はい。」