Second Light



そんなことを考えていた。



だから、油断した。





集中力を切らし、安心感が出てきた私に……銃口を向けられたことに気づけなかった。




ガァンッ




?!


「っつうーーー……?!!!」



「ケイ?!」



私に、当たる銃弾。



幸いにも、急所ではない。



でもーーー……



「ケイ、その腕?!」



「いいから、先に行け!」



左腕からは、血が止まらない。



銃弾は左腕の二の腕に直撃。



撃たれた同時に、物陰に隠れた私は、止血をしながら、潤に叫ぶ。



潤は躊躇いながらも、キングを見て、頷いて、前に進み始める。




< 447 / 577 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop