Second Light
「こんにちはーーー!」
「病室………うるさい………しかも、朝。」
「ロイの言うとおりだ。ヒュウガ少しは黙れ。」
後ろから声が聞こえ、振り返れば P-s の3人組がいた。
「ごめんな、胡桃。俺ら、今日は仕事入って、行けなくなっちゃった!」
あの日は彼らのお陰で作戦が成功した、と言っても過言ではない。
だから、あれ以来、私たちの組織、元CDと P-s は親交を深めている。
その流れで、私の本名を彼らには教えていた。
「そっかぁ。来れないのか。
ちょっと残念だな。」
「だから、こうやって会いに来た。」
キン………もとい金は、敬語を使わなくなった。
私が他人行儀で嫌だと言ったからだ。