Second Light



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「また、会えるよな?」



「会えるさ。」



「…………(こくん)」




彼らは各々が信じてる。



彼女と再会する日がくることを。



今日が、最後の日ではないことを。




「キン、良かったのかよ。
最後に気持ち、伝えなくて。
あの元副総長は伝えたみたいだけど?」



「いいんだ。
俺が……俺たちが胡桃の “特別” であることに変わりはないから。」



「………俺たちにとっても……特別。」





彼らには彼らの別れが、ここにある。




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