Second Light
《潤side》
スゥーーー、ハァーーーー
奇妙な呼吸音で目が覚める。
見覚えのない天井。
あれ?ここどこだっけ?
てか、なんで、こんな機械が俺と繋がれてんだよ?
上手く働かない意識の中で、朦朧としながら、徐々に意識が戻る。
なんか体に上手く力入らねぇし。
つうか、口に付けられた機械が邪魔で仕方ねぇんだけど。
そんなことを思っていると、前触れなく、ドアが開く音がした。
ガラガラッ
「うぅ寒い。ていうか、なんで11月なのに、こんなに寒いのよ……」
この声誰だっけ?
妙に懐かしいんだけど。
あ、そうだ、あいつだ。