Second Light
「潤、どう思う?」
「みくるのこと……か?」
「そう。何かあったのかもしれねぇぜ。」
「……聞いてみるか?」
「待つんじゃなかったのかよ?」
「………そうだな…」
そうだ。
俺は待つって決めたはずなのに。
心配で仕方ねぇ。
裏の世界で、どれだけ強いやつかは知らねぇが……
常に死と隣り合っているはずだ。
俺たちが、こうして話している今も…
「珍しいな。」
「あ?」
「潤が、そんなに心配するなんて、さ〜」
言われてみれば……そうかもしれない。