Second Light



彼を好きだと、自覚している。



認めてはいけないのに、私は自分の気持ちを押さえることができない。




優しく笑いかけてくれる、君に。



私は、惹かれている。



今まで人形のように、言われたことだけをやっていた私に、あなたは心をくれた。



あなたがいてくれて、幸せだと思った。



あなたと過ごした3ヶ月、私は闇のことを忘れられた。



普通の女子高校生として、楽しく過ごせたよ。



那津。


大好きです。


だからこそ、ごめん。




「ごめん。ありがとう。ーーーさようなら。」



この想いが届く日は、きっと来ない。



けれど、最後に……ーーーー




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