Second Light
那津を見つめる。
「さようなら。私の最初で最後の恋。」
自分の米神に、銃口を向ける。
「人形である私に、命を吹き込んでくれた。ありがとう………」
だけど、もうあなたはいない。
それは、自業自得。
私さえあなたを想わなければ、こんな結末は無かったはず。
なのに、なんでだろう。
後悔なんて、無いんだよ……
「I am not worth living.
さようなら、リン。
さようなら………凛堂 鈴波。」
キーン………
また一つ……銃弾が落ちた。
ーENDー