Second Light





「俺、玲奈のこと好きなんだ。」




私はあの日……学校で人気者の彼に告白されました。





「一緒に花火大会行くぞ、これ決定事項。」



「キスさせて……」



学校の王子様で、人気者で、強引で、俺様で……



でも、



「お前だけが好きなんだ。」


一途な優しい君に、私もずっと前から恋をしてたよ。






でもそれは、夏の儚い夢だったーー





「りょーーーーーっ!!」



「また、会おうな。」







『また来年も、一緒に花火を見ような』



その約束は、二度と叶わない。




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