Second Light
「本当にサイアク……」
面倒臭い。
しかも、実際はライオンが手伝うことはないだろう。
前のやつの資料整理に、蜂の分の過去の実績を資料としてまとめ、
前のやつの資料を適当に処分しなくてはいけない。
この資料を正しく処分しないと、敵に情報が回ってしまうのだ。
そして、なにより大変なのが、様々な認証システムに蜂を入力しなくてはいけないこと。
とてもじゃないが、3人で片付くだろうか……?
「トラ、やっぱり私ーー」
「逃げるわけないよな?」
思わずため息が出てしまった…