Second Light
「答え……?!」
「あの事件の真実を、僕は知っています。そしてーーこの先になにが起こるのかも。」
まだ続きがあるというの?
あの悲劇は、また……起こってしまうの?
「そんなこと、させない。」
「どうでしょう?たった1人の命でさえ助けられなかったケイさんが、何を守れるんでしょうね?」
ーー二度と、同じことにさせるものか。
『ミイーーー!!』
「……今日はこれくらいにしましょう。
騒がしくなってきましたし。」
「そうね。片付けておくから、帰っていいよ。」
「それではお言葉に甘えさせてもらって、先に失礼いたします。」