Second Light
「いや、いいよ。潤は俺の知り合いだ。
この際無しでいい。」
「意外と軽いのね。」
「まあ、仲直りの代わりに、な。」
こいつら喧嘩してたのか?
そんな雰囲気なかったけど、男ってそういうものなのか?
「あの事件について、俺の情報をまとめてみる。
まあ、第一に発端だが、これは不明だ。
両者側が頑なに情報を公開しない。
それに知っているのは、かなり限られたやつみたいだ。
参加してたお前が知らないくらいだしな。」
2ヶ月前に起こった事件。
理由がわからないが、私を含めたうちのの幹部や仲間を、
他の暗殺組織が襲った。