紅炎と雷炎 ②
~10分後~
プルルル、プルルル…
電話がなった。
翔「誰の?」
…この音
ガサガサガサ…
あたしは鞄から自分の携帯をだしてディスプレイを見た。
美樹「あ、あたしだ。 しかも送信してきたのけんちゃんだし…」
あたしがそう言うと、急にみんなが慌て出した。
陣「は、早くかけ直せ!」
晃「そ、そうだ! 早くしろ!」
こんなに動揺する陣は初めて見たかも♪
得したね!
ま、晃はこんなもんだし (笑
みんなから、早くしろと言われたのでけんちゃんにかけ直した。
プルルル、プルルル…ガチャ
美樹「あ、もしもしけんちゃん?」
堅『どーした?』
美樹「さっき電話したでしょ? それで、みんなが早くかけ直せっていうから、わ・ざ・わ・ざ、かけ直してあげたの (黒笑」
堅『(電話越しでも殺気を感じるなんて…) あ、あぁサンキューな。 でも、お前らもう体育祭の開会式の時間なんだぞ?』
時間?
もう、そんなじかんなの?
美樹「ふ~ん、分かった。 ありがと、じゃあ行くよ」
堅『ああ、待ってる。 けど、出来るだけ早く来いよ?』
美樹「了解」
プチッ