紅炎と雷炎 ②
翔「でも、それは紅炎をやめる理由にはならないよね?」
美樹「そう、やめることになったのはこの後の出来事…」
翔「じゃあ、なんで俺たちにこの話をしたの? 別にはなさなくてもよかったことじゃないの?」
美樹「そうだね…。 でも、みんなちゃんと話してくれたから! あたしも全て話したいって思ったんだ」
千尋「美樹、手震えてるよ?」
千尋はあの後、ずっとあたしの横に座ってる。
美樹「大丈夫だよ。 今から話すことは今までで美月高校の理事長とあたしの担任とそのときの紅炎の幹部以上とあたしの家族しかしらないことなんだ…。 だから少し怖いかな」
千尋「え? なんで、担任? 確かにあの担任は怖いけど…」
美樹「あれ? 聞いてないの? けんちゃんが総長のときの幹部にりょーちゃん…あたしの担任はいたんだよ」
千尋「えぇぇぇぇぇぇ!!!!」
あ、少し震えが止まってきた…