向日葵。






それから始業式があるってことで名簿順に並ぶ。








あたしは最後の方ってことで...川口君を後ろからガン見♪







決してストーカー的なことではないんだけどね?








好きな人を見るなんて当たり前でしょ!









笑いながら友達と楽しそうにしゃべってる川口君を見てこっちまで笑顔になる。










本当可愛いんだからぁ...










「あのっ百瀬さん?」







突然後ろから声をかけられる。






「はっはい!?」








「もう前、進んでます...」








眼鏡をかけておとなしそうな女の子がそう言ったからあたしは確認する。








ゲッ。








本当だ。








あたし、川口君見すぎ...









重症だね。










あたしは苦笑いしながら列に溶け込んだ。












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